日本脳炎の警報が出されました。
韓国南部の釜山(プサン)地域で日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が500匹以上発見されたました。
これは、採取された蚊の64.2%を占めており、疾病管理本部は11日、全国に日本脳炎の警報を発令しました。
日本脳炎の警報は、ある地域で日本脳炎ウイルスを媒介する蚊が500匹以上発見されたうえ、採取された蚊の5割以上を占める際や、日本脳炎の患者が発生した際、蚊から日本脳炎ウイルスが発見された際などに発令されます。
今回の日本脳炎の警報は、去年に比べておよそ1か月早く、ここ10年間では2番目に早いということです。
これについて疾病管理本部は、「2001年から2014年までの間は、日本脳炎にかかった患者数が1年間の平均でおよそ8.7人だったのに対し、去年は日本脳炎患者が40人になるなど、患者数が増えている」と説明しています。