三星電子のことし1月から3月までの第1四半期のNAND型フラッシュメモリーの売上げが、これまでで最も多くなりました。
アメリカの調査会社HISが12日にまとめたところによりますと、三星電子のNAND型フラッシュメモリーの、ことし第1四半期の売上高は26億1500万ドルで、前の四半期に比べて3.1%増え、市場全体のほぼ2倍の伸びとなったということです。
NAND型フラッシュメモリーは電源を切ってもデータが消えないという特徴があり、NAND型フラッシュメモリーを使ったソリッドステートドライブ(SSD)のノートパソコンへの搭載が進んでいます。
三星電子のシェアは、前の四半期の42.0%から42.6%に拡大し、第2位の東芝との間では14.6ポイントの開きがあります。
三星電子は、2002年から14年連続でシェアトップを守っています。