韓国とコロンビアとのFTA=自由貿易協定が15日に発効します。
南米大陸北東部にあるコロンビアは、人口4600万人、GDP 3200億ドルの中南米で3番目に大きな市場となっています。
両国間の去年の貿易規模は14億5000万ドルで、韓国は主に自動車や自動車部品などを輸出し、原油、コーヒー、合金鉄などを輸入しています。
韓国はFTA発効から10年以内に品目数ベースで全体の96.1%、コロンビアは96.7%の商品の関税を撤廃することになっています。
発効と同時にコロンビアで4390品目の関税が即時撤廃され、2797品目の関税が引き下げられ、自動車や化粧品、食品などの輸出拡大が期待されています。
コロンビアの2国間FTAは、アジアでは韓国が初めてで、韓国の、南米の国とのFTAは、チリとペルーに続いて3か国目となります。