フランス南部のニースで起きたテロ事件について、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が 声明を出し、「テロと暴力的な過激主義に立ち向かうために、地域と国際社会が力をあわせる必要がある」と強調しました。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は現地時間の15日、声明を発表し、犠牲者に哀悼の気持ちを表し、「今回のテロに立ち向かうフランス政府と国民を強く支えていく」と述べました。
そして、潘事務総長は「犯人を早急に探し出し、処罰すべきだ」とした上で、「テロと暴力的な過激主義に立ち向かうために、地域と国際社会が力をあわせる必要がある」と述べて、テロに対する国際的協力の強化を強調しました。
これに先立ち、国連安全保障理事会も声明を出し「野蛮的で卑劣なテロを強く糾弾する」と非難しています。