メニューへ 本文へ
Go Top

韓半島

北韓 抑留米国人への領事接見も禁止か

Write: 2016-07-16 14:02:05Update: 2016-07-16 14:02:05

北韓 抑留米国人への領事接見も禁止か

北韓が自国に抑留しているアメリカ人に対する領事の接見を禁じているもようです。
アメリカ国務省の高官は、現地時間の15日、連合ニュースとのインタビューに応じ、北韓に抑留されているアメリカ人に対する領事の接見が許されているかとする質問に答える中で、「北韓はアメリカ国民に対する領事の接見を許すことを求める」と述べたということです。
こうした高官の発言から、北韓は現在、自国に抑留しているアメリカ人に対する領事の接見を許していないものとみられています。
北韓はことし3月、北韓を旅行していたアメリカの大学生に対し、政治スローガンが書かれた物を持ち帰ろうとしたとして、15年の労働教化刑を言い渡したほか、4月には、韓国系アメリカ人のキム・ドンチョルさん(62)に対して、国家転覆とスパイの罪で労働教化刑10年を言い渡しています。
アメリカは、これまで平壌(ピョンヤン)にあるスウェーデン大使館などを通じて、北韓に抑留されているアメリカ人を接見していますが、スウェーデン大使館がこのアメリカの大学生を接見したのは、ことし3月が最後だったということです。
一方、北韓は、アメリカ国務省が今月7日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を人権侵害の責任があるとして制裁対象に指定したことに反発し、人質問題などを戦時法に基いて処理するとしています。
北韓が戦時法に触れたのは、戦時の状況に準じて法的手続きを進めるという意味で、アメリカ人の安否が懸念されています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >