高高度迎撃ミサイルシステム「THAAD」の配備が決まった慶尚北道星州郡の住民らの反対が強まっています。
慶尚北道星州郡のの住民らは「非常対策委員会」を「THHAD配備阻止闘争委員会」に拡大し、21日には2000人余りが上京して、ソウルで大規模反対集会を開くことにしています。
これに先立って、15日には黄教安（ファン・ギョアン）国務総理ら政府関係者が星州郡で説明会を開きましたが、住民はペットボトルや卵を投げつけて抗議し、説明会は中断しました。
警察はペットボトルや卵を投げつけた人に公務執行妨害罪などを適用する方針で、住民の反発はさらに強まっています。
野党からは、住民に対する処罰よりも先に、政府は自らの過ちを振り返るべきだとの指摘も出ています。