黄教安(ファン・ギョアン)国務総理主宰の第22回韓国戦争拉致被害者真相究明及び名誉回復委員会が18日、開かれ、さらに142人が拉致被害者として認定されました。
韓国戦争拉致被害者真相究明及び名誉回復委員会は2010年12月に発足、韓国戦争中に北韓に強制連行されるなどの拉致被害の届出があった5505件を審議し、今回の142人を含めて4782人を拉致被害者として認定しました。
黄教安国務総理は、拉致被害者は分断によって生じた大きな傷の一つで、政府は拉致被害者とその家族の苦痛を軽減させるために続けて努力していくとしました。
また、拉致被害の真相究明のための報告書の編さん、拉致被害者の名誉回復のための記念館の建設なども進めていきたいとしました。