韓国の免税店のことし上半期の売り上げが大幅に拡大しました。
関税庁が18日にまとめたところによりますと、ことし1月から6月までの韓国の免税店50店の売上高は、合わせて5兆7700億ウォンで、前の年の同じ期間に比べて26%増えました。
免税店の上半期の売上高が、5兆ウォンを超えたのは初めてです。
この勢いだと、ことし、年間では12兆ウォンに達し、5年前の2倍になるものとみられています。
免税店のうち、ソウル、済州(チェジュ)、釜山(プサン)など、市内免税店22店の売り上げは、合わせて4兆1000億ウォンあまりで、全体の71%を占めています。
また、売り上げのうち、 輸入品が占める割合は58%、韓国製品は42%でした。
利用客のうち韓国人は57%で、外国人を上回っていますが、1人当たりの購入額は、外国人が345ドルで、韓国人の3倍以上となっています。