6月の生産者物価が3か月連続で上昇しました。
韓国銀行が19日まとめたところによりますと、6月の生産者物価の暫定値は99.01で、5月に比べて0.2%上昇し、3か月連続の上昇となりました。
生産者物価は、生産者の出荷段階での値上がりを示すもので、去年下半期から国際原油価格の下落などの影響で下落を続け、ことし4月に11か月ぶりに上昇に転じています。
品目別には、工業製品が0.5%上昇しました。工業製品のなかでも、石炭・石油製品は4.3%、1次金属製品は1.9%、それぞれ上昇し、逆に、化学製品は0.4%、電気・電子機器は0.1%、それぞれ下落しました。
農林水産品は前の月に比べて1.7%下落し、なかでも農産物は野菜を中心に7.6%も下落しました。
生産者物価が上昇した要因について韓国銀行は、最近、国際原油価格や鉄鋼製品の価格が上昇したためと説明しています。