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国際

モルガン・スタンレー 韓国の成長率を下方修正

Write: 2016-07-20 10:23:11Update: 2016-07-20 10:23:11

モルガン・スタンレー 韓国の成長率を下方修正

アメリカのモルガン・スタンレーが、来年の韓国の経済成長率を2.3%とし、政策金利は0.5%まで引き下がるという見通しを示しました。
モルガン・スタンレーは現地時間の18日、ヨーロッパの先進国を中心に成長の鈍化がより深刻化する見通しだという分析を発表し、ことしのグローバル経済成長率を従来の3.0%から2.9%に、来年のグローバル経済成長率を3.4%から3.2%に下方修正しました。
韓国の場合、ことし第1四半期の成長傾向を反映し、ことしの成長率見通しを以前の2.3%から0.2ポイント上方修正した2.5%としましたが、下半期からは中国経済の鈍化とイギリスのEU離脱の影響が本格的に及ぶとみて、来年の成長率を、従来の2.6%から2.3%に下方修正しました。
これについてモルガン・スタンレーは、「ヨーロッパと中国の経済不振により、韓国の財閥や製造業の成長戦略に暗雲が広がるとみられている。韓国が最近発表した政策金利の引き下げや20兆ウォン規模の景気テコ入れ政策は、韓国経済を回復させるほど攻撃的なものではない」と説明しています。
さらにスタンレーは、来年末に予定されている大統領選挙のため韓国内でリストラへの動きが弱まり、韓国銀行がことし第4四半期、来年の第1、2四半期に政策金利の引き下げを行い、現在1.25%の金利が0.5%まで引き下がる可能性があると予想しました。

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