アメリカのシンクタンク、科学国際安全保障研究所は、北韓が過去にウラン濃縮のために使ったと疑われる施設を衛星画像でとらえたと明らかにしました。
この施設は、北韓の核関連施設がある寧辺から45キロほど離れた場所にあり、科学国際安全保障研究所は報告書で、寧辺に本格的なウラン濃縮のための施設を建設する前に、研究開発用としてこの施設を使っていた可能性があるとしています。
寧辺の核施設にはウラン濃縮のための2000基余りの遠心分離機が設置されていますが、北韓は寧辺以外の地域にはウラン濃縮のための施設はないと主張しています。