原子力発電所の運営にかかわる韓国水力原子力は、アラブ首長国連邦の原発運用を支援することになりました。
韓国水力原子力は２５日、アラブ首長国連邦原子力公社との間で、運用支援契約を締結し、来年５月から２０３０年まで、年平均２１０人の専門職の人材を派遣し、アラブ首長国連邦で建設中の原子力発電所の運用を支援することにしました。
建設中の原子力発電所は、韓国水力原子力が企業連合の形で加わって、原子炉４基が設置されることになっていて、１号機が来年５月に完成する予定です。
契約では、アラブ首長国連邦原子力公社が専門職の人材派遣に伴う費用の総額９億２０００万ドルを負担することにしています。
韓国水力原子力はアラブ首長国連邦原子力公社との間で緊密な協力体制を構築し、第三国の原発事業に共同で進出することも検討したいとしています。