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韓半島

中朝外相が2年ぶり会談 ASEAN会議のラオスで

Write: 2016-07-26 11:20:57Update: 2016-07-26 15:32:07

中朝外相が2年ぶり会談 ASEAN会議のラオスで

北韓の李容浩(リ・ヨンホ)外相と中国の王毅外相は、現地時間の25日午後、ASEAN=東南アジア諸国連合の関係国による外相会議やASEAN地域フォーラムが開かれているラオスの首都ビエンチャンで会談しました。
両外相は24日、北京発の中国東方航空の同じ便でビエンチャンに到着しており、北京からビエンチャンまで6時間半のフライトで話を交わしたとみられ、ホテルも同じです。
会談はおよそ1時間にわたって行われ、このうち冒頭の部分は韓国の取材陣にも公開されました。
会場に先に到着した王毅外相は、会場の外に出て李容浩外相を出迎えて握手を交わし、李外相の背中に手を当てるなど親密さをアピールしました。
そして王毅外相は、「中朝関係の発展に向けてともに努力していく用意がある」と述べ、これに対し李容浩外相は、「積極的に協力する外交関係を結びたい」と応えました。
会談は和やかな雰囲気で進められ、双方は北韓の核実験などによって冷え込んだ両国関係の回復に向けた方策について意見を交わしたもようです。
自らを北韓代表団の報道官と紹介した北韓側の関係者は、会談後、記者団に対し、「今回の接触は、両国の正常な意思疎通の一環として行われ、両国の外相は関係発展について議論した」と述べました。
ただ、北韓の核問題やアメリカのTHAAD=高高度迎撃ミサイルシステムの韓国への配備などについて尋ねる質問には答えませんでした。
中朝の外相が会談したのは2年ぶりで、THAADの韓国配備などで、中国と韓米の関係がぎくしゃくしているなか、中国が戦略的に北韓寄りの立場を示しながら、対話再開を積極的に模索する可能性があるものとみられています。

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