大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が、FIFA=国際サッカー連盟の最高議決機構の評議会議員候補を辞退しました。
大韓サッカー協会が26日に明らかにしたところによりますと、鄭夢奎会長はFIFAに対し、評議会議員の候補を辞退するという内容の書簡を送ったということです。
協会は、辞退の理由について、リオデジャネイロオリンピックの選手団長を務めている鄭会長が、9月に予定されているFIFA評議会の選挙とオリンピックの期間が重なることから、オリンピックに専念するため候補から退いたと話しています。
FIFA評議会は、FIFA執行委員会が腐敗の温床という批判を受けて廃止されてから、新しく発足するFIFAの内部機構です。
FIFA評議会でアジアに配分されている枠は7人で、今回は女性枠の1人を含めて3人が選出されることになっていました。
鄭会長は去年、執行委員選挙に立候補しましたが落選しています。