国内の鯖の漁獲量が減少する一方、ノルウェー産の鯖の輸入が急激に増えています。
ノルウェー水産物委員会によりますと、ことし1月から6月までの半年間に、ノルウェー産の鯖の韓国への輸入量は、前の年の同じ期間に比べておよそ73%増加し、輸入額も177億ウォンと、およそ68%増えました。
一方、国内の鯖の漁獲量は、ことし1月から5月までに、 前の年の同じ期間に比べておよそ40%も減少しています。
国内産鯖の漁獲が減少したのは、近海の水温変化など環境的な要因とともに、資源保護のため、捕獲が禁じられる、いわゆる「禁漁期」でことしの上半期に1か月間、鯖の操業が禁じられたことが影響したものとみられています。