今年上半期に韓国で航空機を利用した乗客は、去年より14.5%増え、これまでで最も多い4980万人と5000万人近くになりました。
国土交通部によりますと、今年上半期の航空機の利用客は、国際線が去年の同じ期間より15.3%多い3494万人、国内線は12.6%多い1486万人で合わせて4980万人と5000万人に近づきました。
国際線の利用客が増加したのは、ウォン相場の上昇と燃油サーチャージがゼロになったことで、韓国人の海外旅行が増えたこと、円高と日本で起きた熊本地震の影響でアジアの人たちが韓国旅行へ向かったこと、韓国で去年起きたMERS=中東呼吸器症候群の影響から回復したことなどが挙げられています。
地域別の増加率は、日本路線の利用客が去年の同じ期間より21.1%増加し、次いでオセアニア路線が18.9%、東南アジア路線が16%、中国路線が15.4%、それぞれ増加しました。