製造業のBSI=景況判断指数が3カ月ぶりに上昇しました。
韓国銀行が29日に発表した景気判断指数によりますと、7月の製造業の景気判断指数は72で、前の月より1ポイント上昇しました。
製造業の景気判断指数は3月の68から4月に71に上昇しましたが、その後は同じ水準で推移していました。
景況判断指数は、企業へのアンケート調査から算出され、100以上なら景気は上向いている、100以下ならば景気は後退していると判断することができます。
韓国銀行は、製造業の景気判断指数は依然として100を大きく下回っているものの、小幅ながら上昇したのは、内外の経済状況に関する企業の不安感が徐々に安定する方向へ動いていることを示しているとしています。
一方、不安要因としては、国内消費の不振、不確実な内外の経済状況、輸出の不振などが挙げられました。