韓国人の4人のうち3人は、韓国軍の海外派兵に賛成していることが分かりました。
国防部が29日に発表した「海外派兵に関する国民の意識調査」によりますと、ソマリア沖で多国籍軍の一員として海賊対処の任務を遂行している韓国海軍の部隊について、74.9%が賛成するとしました。
また、アラブ首長国連邦で現地の軍の教育にあたっている韓国軍の特殊部隊の活動については、73.4%が賛成するとしました。
このように、回答した人のほぼ4人のうち3人が、海外派兵に賛成していることがわかりました。
海外派兵のメリットとしては、韓半島有事の際に国際社会と連係が容易になる、派兵先の韓国人の保護や韓国企業の活動にプラスになるなどの答えが上位を占めました。
これに対して、海外派兵のデメリットとしては、派兵された韓国軍兵士が犠牲になる恐れがある、派兵に伴う費用が国の経済の負担になるなどの答えが上位を占めました。