仁川都市鉄道2号線が着工からおよそ7年後の30日、全線で開通しました。
仁川都市鉄道2号線は、総事業費2兆2592億ウォンをかけ、西区の梧柳(オリュ)洞から仁川市庁駅を経由して、南洞区の雲宴(ウンヨン)駅までの全長29.2キロの路線に27の駅が設けられました。
2014年の仁川アジア大会に合わせるため、2009年6月に着工しましたが、大会には間に合わず、およそ7年後の30日に全線が開通しました。
運営するのは仁川交通公社で、2両編成の車両が、平日のラッシュアワーは3分おき、その他の時間帯は6分おきに運行します。
仁川都市鉄道の特徴は無人自動運転で、通常の時間帯は運転者がおらず、車内には防犯カメラと非常インターホンが設置されています。
仁川市の関係者は、「全線開通で空港鉄道や首都圏電鉄の京仁線、仁川地下鉄1号線との乗り換えが可能になり、地域間の移動時間が画期的に短縮された」と話しています。