「不眠症」で病院を訪れた人が、去年、50万人に上ったことがわかりました。
不眠症は、夜眠れなかったり、寝ている間に何度も目が覚めてしまったりして日常生活に支障をきたす状態が最低1か月以上続いている状態を指します。
健康保険審査評価院によりますと、去年1年間、不眠症で診療を受けた人は50万5685人で、2年前の2013年に比べて19%増えました。
年齢別で見ますと、70歳以上の患者が全体の27.6%でもっとも多く、続いて50代、60代などの順となり、50歳以上の中高年層が全体の67.9%を占めているということです。
専門家は、「不眠症を予防するためには、昼寝やカフェインの摂取、飲酒などを控え、なるべく規則正しい生活をして睡眠リズムを整える必要がある」と説明しています。