韓国の株式市場の取引時間が30分延長になった初日の1日、1日の平均売買代金はおよそ1.8%増にとどまりました。
韓国株式市場の取引時間が30分延長し、午前9時から午後3時半までとなった初日の1日、有価証券市場と店頭市場のコスダック市場の売買代金は8兆3584億ウォンと、7月の平均売買代金である8兆2051億ウォンよりおよそ1.8%増加しました。
韓国取引所では、取引時間が延長したことにより国内投資家の取引機会が増え、株式市場の流動性が拡大し、海外株式市場との時差が減り外国人投資家の流入が増えるとみて、1日平均売買代金が3~8%まで増えると予想していました。
しかし、一部では、オンラインでの売買が大多数を占めている現在、取引時間の延長は長期的な市場の活性化とは無関係であり、むしろ、企業の経営回復など経済体質の改善が必要だとの声があがっています。