韓国の外貨準備高が、3か月ぶりに増加に転じました。
韓国の中央銀行、韓国銀行が3日、明らかにしたところによりますと、7月末の外貨準備高はおよそ3713億8000万ドルと、前の月に比べて14億9000万ドル増え、3か月ぶりに増加に転じたたということです。
その背景について、韓国銀行の関係者は、「外貨資産の運用収益が増加したことが影響した」と説明しています。
韓国の外貨準備高は、ドル高が進んだことや、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱が決まったことで、5月と6月にかけて減少していました。
韓国の外貨準備高は6月末時点で、世界7位の規模となっています。1位は中国で3兆2052億ドル、続いて日本、スイス、サウジアラビア、台湾、ロシアの順です。