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国際

人民日報 サードで朴大統領を名指しで批判

Write: 2016-08-04 11:19:17Update: 2016-08-04 11:19:25

人民日報 サードで朴大統領を名指しで批判

中国共産党機関紙・人民日報が、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」に関連し、朴槿恵(パク・クネ)大統領を名指しで批判しました。
人民日報は、3日付けの社説で、「サードの韓国配備は、中国の戦略安保に深刻な脅威をもたらすもので、中国はこれを見逃さない」と警告しました。
人民日報は、また、「朴槿恵(パク・クネ)大統領は、サードを韓国に配備しようとするアメリカの戦略的意図を知らないはずがない。自国を最悪の状況に追い込まないように慎重を期すべきだ」としたうえで、1日に発表された世論調査の結果に触れ、「朴大統領の支持率は低下を続けており、否定的評価が多い」としています。
中国の党機関紙、国営メディアの中で、サードの韓国配備問題で、朴大統領を名指しで批判したのは、今回がはじめてです。
人民日報は、さらに、「サード配備は、韓国の利益にならず、アメリカと中国・ロシアの間で衝突が起きた場合、韓国は最初の攻撃対象になるだろう」としています。
一方、中国国営放送CCTVも、1日から毎日、主要ニュースのなかでサード配備をめぐる動きを報道するなど、サードの韓国配備への反発を強めています。

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