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国際

中国が商用ビザ取得の条件を強化

Write: 2016-08-04 11:35:31Update: 2016-08-04 11:35:31

中国が商用ビザ取得の条件を強化

中国での、韓国人向けの商用マルチビザの取得の業務を代行してきた中国の代行業者の資格を、中国当局が3日付けで取り消したことが明らかになりました。
商用ビザは、ビジネスや科学技術・文化・教育・体育交流などを目的に中国を訪問するときに必要なビザで、6か月、又は1年間有効です。マルチ商用ビザを取得した場合は、この期間内なら何回でも中国を訪問することができます。
駐韓中国大使館は、あらためて、ホームページを通じて、商用ビザを取るためには、中国外交部が権限を与えた機関が発行した招待状が必要だと説明しました。
これまでは、代行業者から招待状をもらうことも認められてきましたが、これからは商用ビザ発行を原則に基づいて処理するということです。
これについて韓国の外交部は、韓国企業が中国現地の協力会社などから招待状をもらえば商用ビザを取ることができると説明しています。
今回の措置について、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備に対する中国政府の報復措置ではないかという見方も一部のマスコミやSNSから出ていました。
しかし、韓国の外交部の関係者は、今回資格が取り消された業者は韓国だけでなく他の国向けの商用ビザ発行業務も行っていたことと、中国がマルチビザの発行を中断したわけではないことから報復措置ではないと否定しています。

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