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国際

米政府 韓国の熱延鋼板に最大で61%課税

Write: 2016-08-06 10:57:16Update: 2016-08-06 14:14:38

米政府 韓国の熱延鋼板に最大で61%課税

アメリカ政府が、韓国の熱延鋼板製品がアメリカに不当に安く輸出されているとして、最大で61%の関税を課すことを決めました。
アメリカ商務省は5日、POSCOや現代製鉄など、韓国の鉄鋼メーカーが輸出している熱延鋼板製品に対する関税率を最終的に決めました。
熱延鋼板の輸出量トップで、韓国の鉄鋼最大手のPOSCOは、関税率60.93%、現代製鉄は13.38%と決まりました。
「熱延鋼板」は自動車や家電など、産業全般の基本的な材料となるもので、これまで関税は適用されていませんでした。そのため、今回の決定により、韓国の鉄鋼メーカーの輸出競争力が落ちるのは、避けられない見通しです。
この関税率は、アメリカ国際貿易委員会(ITC)が9月にも被害を認定すれば、最終的に確定します。
POSCOは、今回の決定が確定する場合、アメリカの貿易裁判所に控訴し、世界貿易機関=WTOに提訴する一方、影響を最小限に抑えるため、他国を経由する転換販売などを進める方針です。

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