ソウルでは、ここ17日間のうち15日間で、熱帯夜となっていますが、暑い夜は当分続く見込みです。
熱帯夜は、午後6時から翌日の午前9時にかけて、最低気温が25度以上となる夜のことです。
気象庁によりますと、ソウルでは、7月22日から8月7日までの間、2日間を除いた15日間、熱帯夜となりました。
さらに、8月8日から15日までの間も、ソウルの朝の最低気温が25度を上回るものと予想されているため、この夏は最低で23日間の熱帯夜になるものと予想されるということです。
ソウルで熱帯夜になった日数は、気温の観測を取り始めた1973年以来、1994年の36日間がもっとも長く、続いて2013年の23日間などの順となっています。
気象庁は、｢地球温暖化や温室効果ガスなどの影響で韓半島の平均気温が上昇しているなか、都市化で地表面の熱を吸収する木や土が少なくなっているため、熱帯夜になる日が増加しているものとみられる｣と説明しています。