イギリスのEU離脱決定後、韓国通貨ウォンの価値が上昇したことが分かりました。
経済・金融情報の配信を手がけるブルームバーグが、イギリスのEU離脱決定以前と以後の23カ国の通貨価値を分析した結果、韓国ウォンの通貨価値は3.5％上昇しました。
最も大きな幅で上昇したのは、ブラジル通貨レアルで、5.2％、次いで、南アフリカ共和国通貨ランドが4.8％、日本の円が4.1％、韓国ウォンは4番目の上昇幅でした。
日本の円は安全資産として買われていて円高が進んでいますが、ブラジルや南アフリカ共和国、韓国の通貨価値が上昇しているのは、新興国の中では比較的リスクナが低く、相対的に投資収益率が高いためと分析されています。