ソウルに住む10歳未満の子どもの5割は、2014年現在、喘息やアトピーなど、環境的な要因による病気で治療を受けたことがわかりました。
ソウル研究院が、国民健康保険公団の資料を分析したところによりますと、2014年現在、アレルギー性鼻炎や喘息、アトピー性皮膚炎などの「環境性疾患」で治療を受けた人は168万人に上り、全体の16.2%を占めました。
年齢別で見ますと、10歳未満の子どもが全体の24.5%でもっとも多く、続いて30代、10代、40代などの順となりました。
なかでも、10歳未満の子どもの場合、同じ年齢の子ども全体の51.1%が、環境的な要因による病気で治療を受けたということです。
「環境性疾患」を疾患別で見ますと、アレルギー性鼻炎が117万2000人でもっとも多く、続いて喘息、アトピー性皮膚炎などの順となりました。