経済
ウォンの対ドル相場 1ドル=1100ウォン割る
Write: 2016-08-10 15:42:20 / Update: 2016-08-10 15:47:06
格付け会社のスタンダード&プアーズが韓国の国債格付けを引き上げたことなどの影響で、ドルに対するウォンの相場が上昇し、14か月ぶりに1ドル=1100ウォンを割り込みました。
ソウル外国為替市場でのドルに対するウォンの相場は10日、1ドル=1095ウォン40銭で取引を終え、前日に比べて10ウォン70銭のウォン高となりました。
1ドルの終値が1100ウォンを割り込んだのは、去年の6月22日以来、およそ14か月ぶりです。
これは、格付け会社のスタンダード&プアーズが、このほど、韓国の国債格付けを引き上げたことや、9日に発表された4~6月期のアメリカの労働生産性が、3期連続のマイナスとなったことを受けてアメリカでの利上げへの期待感が薄らぎ、ドル売りが強まったことなどが背景にあるものとみられています。
企画財政部の関係者は、「ウォン高が速いスピードで進んでおり、市場に対するモニタリングを強化している。過度な偏りが発生した場合は、必要な安定措置をとる」としています。
おすすめのコンテンツ
カルチャーラボK
2025-11-26
ソウル・暮らしのおと
2025-11-21
韓国WHO‘SWHO
2025-11-17