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社会

THAAD反対の野党議員 中国から帰国

Write: 2016-08-11 10:37:08Update: 2016-08-11 10:58:22

THAAD反対の野党議員 中国から帰国

高高度迎撃ミサイルシステム、THAAD(サード)の韓国配備に反対する最大野党「ともに民主党」の新人議員6人が10日、中国訪問を終えて帰国しました。
ともに民主党の議員らは、中国の関係者に会い、THAADの韓国配備をめぐる問題について意見交換する目的で8日から2泊3日で中国を訪問していましたが、その成果については意見が分かれています。
ともに民主党の中国訪問団は、帰国してすぐに国会で記者会見を開き、今回の訪問で韓中の外交チャンネルが再び動き始めたと自己評価しました。
そして、政府と与党は政争をやめ、急激に変化する北東アジアの情勢に対応できるよう、野党と協力しなければならないと促しました。
一方、セヌリ党の新人議員らは、ともに民主党が韓国のサード配備を止めようとする意図を持つ中国に利用されたと非難しました。そして、ともに民主党はこれについて謝罪し、中国を訪問した議員らに厳重に責任を問うべきだと強く訴えました。
これに対し、ともに民主党の報道官は、謝罪することはないとしたうえで、セヌリ党は大統領府、青瓦台の言いなりになっているようだと反発しました。
今回の中国訪問については、ともに民主党内の一部でも慎重な意見が出ています。
ともに民主党の崔明吉(チェ・ミョンギル)議員は、今回の訪問について訪問自体を止める必要はなかったとしながらも「緻密に計算して、中国訪問がもたらす結果や政治と外交への影響を深く考えてほしかった」と指摘しました。
この日、仁川空港には、1000人あまりの保守団体の会員が集まって今回の中国訪問を非難するデモを行いました。

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