このところ、激しい猛暑が続いているなか、涼を求めてやってくるお客さんの増加に伴って、デパートや大型スーパーマーケット、カフェなどの売り上げが伸びています。
ロッテデパートが9日にまとめたところによりますと、先月25日から今月7日までのロッテデパートの売上は、去年の同じ期間に比べて4.1％増えました。
家電製品の売上伸び率が24.5％と、最も高くなっているほか、デパートを訪れたお客さんが、外に出ず、デパートの中で食事を済ますことが多くなり、レストラン街の売上は14.1％増えています。
また、大型スーパーマーケット、Eマートの先月の売上は、去年の同じ期間に比べて8％増えたものと推定されています。
コーヒー専門店で暑さをしのぐ人も増え、この2週間、スターバックスのアイスコーヒーの週平均の販売量は、その前の週に比べて20％増えました。
午後6時から翌日の午前9時にかけて、最低気温が25度以上となる熱帯夜が連日のように続き、深夜営業をしているお店も客足を伸ばしています。
シネマコンプレックスのロッテシネマによりますと、今月1日から7日まで、午後9時以降に始まる映画の入場者数は、前の年の同じ期間に比べて10％増えています。また、コーヒー専門店チェーン、ホリスコーヒーの店舗のうち、24時間営業する店舗では、先月の売り上げが去年の同じ期間に比べて15％増えました。