夏場の電力使用を抑えるため、政府は入り口を開けたままクーラーをつける事業所の取締りを始めました。
産業通商資源部と韓国エネルギー管理公団は11日、ソウル、釜山、仁川など全国14の地域で、入り口のドアーを開けたまま冷房をしている事業所の合同取締りを行い、ソウルで14か所、全羅北道(チョンラブクド)で9か所、京畿道(キョンギド)で6か所など全国43の事業所を摘発して警告状を渡しました。
この取締りで摘発されますと、1回目は警告状だけですが、2回目からは最大で300万ウォンの罰金が課されます。
この夏、韓国では、猛烈な暑さで電力使用量が急増しており、ドアーや窓を開けたままクーラーをつけると、電力使用量が最大で4倍まで増えるとして政府や自治体では注意を呼びかけています。