韓国の労働者の1年間の労働時間は、OECD=経済協力開発機構の加盟国の中で2番目に長い2113時間に上っていることがわかりました。
OECDがまとめた雇用動向によりますと、去年2015年の韓国の労働者の1年間の平均労働時間は2113時間で、OECD加盟国の平均労働時間に比べて347時間長いことがわかりました。
OECD加盟国のうち、1年間の平均労働時間がもっとも長いのはメキシコで、続いて韓国、ギリシャ、チリ、ポーランドなどの順となっています。
また、韓国の労働者の1年間の平均賃金は3万3110ドルで、OECD加盟国平均の80%のレベルでした。
OECD加盟国のうち、1年間の平均賃金がもっとも少ないのはメキシコで、続いてハンガリー、エストニア、チェコなどの順となっています。
一方、日本の労働者の1年間の平均労働時間は、韓国に比べて394時間少ない1719時間、平均賃金は2670ドル多い3万5780ドルでした。