去年の韓国のGDP=国内総生産が9年ぶりに世界11位に上昇したことが16日、わかりました。
投資銀行業界が16日に明らかにしたところによりますと、世界銀行のまとめで、2015年の韓国の名目GDP=国内総生産は1兆3779億ドルで、世界で11番目でした。
韓国の名目GDPは、2005年には10位だったのが、2006年に11位、2007年に13位、2008年は15位と後退し、その後、2013年まで連続で14位となったあと、2014年は13位に上がっていました。
去年は、前年の名目GDPをおよそ2.4%下回りましたが、前年に韓国より上位だったロシアとオーストラリアのGDP減少率が大きかったことから、韓国が順位を2つ上げたものです。
これについて、専門家は、「GDP順位の上昇に大きな意味があるとは言いがたいが、グローバル経済の低成長・低物価が続いているなか、ほかの国に比べて健闘したと言える」と話しています。