ことし4月に中国浙江省の北韓レストランから脱出して韓国入りした北韓従業員13人が、北韓離脱住民保護センターから退所し、韓国で社会生活を始めたことがわかりました。
統一部の当局者は16日、集団脱出した北韓従業員13人が最近、北韓離脱住民保護センターから退所し、指定された居住地で生活を始めたと述べました。
ことし4月に集団脱出した北韓レストランの従業員13人は、4月7日に韓国に入国し、最近まで国家情報院傘下の北韓離脱住民保護センターで脱北した経緯への調査と韓国に定着するための教育を受けた後、当局の保護施設から居住地を移転して社会生活を始めたということです。
統一部の当局者によりますと、「脱北者本人たちが韓国国民とメディアの関心に負担を感じており、自身の存在を隠そうとしている」としているため、当分、彼らに対する関係当局の保護措置が維持されるとみられています。