今月4日から行われている韓米合同軍事演習「フォール・イーグル」に参加するアメリカ空軍のF117Aナイトホーク、ステルス戦闘攻撃機6機が、韓国中部の群山アメリカ空軍基地に到着し、14日、報道陣に公開されました。この戦闘攻撃機は、ブーメラン状の機体や電波吸収塗料を使っていて敵のレーダーに探知されにくく、敵地の奥深くまで侵入が可能とされています。F117A戦闘攻撃機の韓国への派遣は93年に続いて2度目で、北韓のミグ戦闘機がさきに東海上空でアメリカ空軍の偵察機に異常接近したことや、地対艦ミサイルの試験発射などで軍事的脅威を高めていることから、北韓への抑止力を強化する狙いがあるものとみられています。