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社会

韓国政府 認証書類偽造について輸入車全数調査

Write: 2016-08-18 11:01:45Update: 2016-08-18 11:02:00

韓国の環境部が、 輸入車ブランド23社を対象に、認証を取るために書類を偽造していないかを確認するための調査に乗り出しました。
環境部の関係者は、17日、「フォルクスワーゲンのように認証に必要な書類を偽造して提出することが、輸入業者の間では慣行になっているとされている」としたうえで「これを無くすために、全ての輸入車関連業者を対象に事前調査を行うことにした」と明らかにしました。
環境部によりますと、この調査結果によって、必要な場合、各業者の本社に認証書類を要請するなど、追加調査を行う方針だということです。
多くの場合、同じ系統のエンジンを使っていれば、同じ車種としてまとめられます。そして、代表モデルが認証を取れば、同じ車種の他のモデルも認証を取ったとみなされています。
こうしたことから環境部は、フォルクスワーゲンのように、製品の発売時期を早めるため、書類上だけでモデル名を変える慣行が業界に広く浸透していると分析しています。
環境部は、先ず海外の本社で認証を取った代表車種と、韓国で販売されている車種が異なるかどうかを把握する方針です。
これに基づいて、追加調査を行ったり、海外の本社に成績書を要請するかなどを決定する予定だということです。
これに先立ち、環境部は、8月2日、偽造された書類で認証を取った疑いがもたれているフォルクスワーゲンの32車種、80モデル、8万3000台の認証を取り消し、販売を禁止する一方、排ガス成績書を偽造した24車種、47モデル、5万7000台に対し、178億ウォン(およそ16億円)の課徴金の支払いを命じました。

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