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韓半島

北韓が核燃料再処理 5回目の核実験を示唆

Write: 2016-08-18 13:32:38Update: 2016-08-18 13:32:38

北韓が核燃料再処理 5回目の核実験を示唆

北韓当局が、核兵器の原料となるプルトニウムを新たに生産したと発表し、波紋が広がっています。
北韓の原子力研究院は、17日に報道された共同通信との書面インタービューで、「寧辺(ヨンビョン)の核施設で黒鉛減速炉から取り出した使用済み核燃料を再処理した」と述べました。
北韓がプルトニウムを生産したと自ら認めたのは、2013年の4月、寧辺の5メガワット(MW)級の原子炉を再整備し、再稼動すると公言して以来初めてのことです。
また、原子力研究院は、核武力建設と原子力発電に必要な濃縮ウランを計画通り生産しているとし、核兵器に使用される高濃縮ウランを生産したことを明らかにしました。
さらに、北韓は核弾頭の軽量化、小型化、多種化に成功し、水素爆弾も保有しているとした上で、アメリカが核兵器での脅威を続けている中、核実験を中断する計画はなく、いつかは5回目の核実験に乗り出す予定だとしました。
共同通信は、今回、北韓当局が明らかにした通り、プルトニウムを生産しているのであれば、これは北韓が6か国協議での合意を白紙化し、核兵器の増産も可能になったことを意味するものだとして、こうした事実を公開することで国際社会からの制裁にも核開発をあきらめない意思を強調したものと分析しています。

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