ソウルから流出する人口が増えています。
中でも、30代の流出が目立っています。
統計庁の調査によりますと、ことし第2四半期にソウルから流出した人口が、流入した人口より多く、ソウルの人口純流出は、3万4000人ということです。
高い住居費に負担を感じてソウルから離れるという、いわゆる「脱ソウル」現象が、2009年の第2四半期から6年以上にわたりみられます。
特に、京畿道（キョンギド）地域で暮らす新婚夫婦が増え、子どもがいる若い夫婦がソウルから離れるケースが増加しており、ソウルの人口純流出のうち、30代が占める割合がもっとも高くなっています。