テ・ヨンホ公使が北韓のヨーロッパでの資金調達ルートに関する情報に詳しいという見方が示されました。
各国の脱北者団体の国際連合組織である国際脱北民連帯のキム・ジュイル事務総長が18日述べたものです。
ヨーロッパに設置されている北韓の大使館は、ヨーロッパで生活していた故金正日（キム・ジョンイル）国防委員長の子どもへの経済的支援を担当しており、テ・ヨンホ公使もそれにかかわっていた可能性が高く、ヨーロッパでの北韓の資金調達ルートに関する情報を最も多く持っている人物である可能性が高いということです。
また、北韓を逃れてイギリスで暮らす脱北者の一部は、2週間ほど前から、テ・ヨンホ公使が亡命に向けた準備をしていることに気付いていたということです。
さらに、テ・ヨンホ公使の次男のクムヒョクさんについて、同じ高校に通っていた同級生たちは、数学が優秀なまじめな生徒で、内向きな性格で友だちがごく少数だったと話しています。また、2週間くらい前からは、家族について重要なことがあるとして、欠席することが多くなっていたということです。