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韓半島

金委員長の海外資金管理者の亡命 相次ぐ?

Write: 2016-08-20 11:32:24Update: 2016-08-20 14:21:28

金委員長の海外資金管理者の亡命 相次ぐ?

テ・ヨンホ公使ら北韓のエリート層の亡命が続く中、ヨーロッパで金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の資金などを管理していた党幹部が、巨額の資金を持って消息を絶つことが相次いでいるもようです。
北韓の消息筋が19日、明らかにしたところによりますと、ヨーロッパで北韓の資金管理を統括していた労働党の幹部が去年末ごろ、欧米への亡命を求めておよそ40~50億ウォンの資金を持って消息を絶ったということです。
また、シンガポールで金委員長の裏金を管理していた幹部や貿易決済を担当する、北韓の朝鮮大成銀行の中国地域の担当者も去年、巨額の資金を持って消息を絶っているということです。
海外で金委員長の統治資金を管理する担当者らは、海外で北韓の労働者が稼いだ資金を平壌に送る役割を果たしていますが、北韓への強力な制裁で外貨稼ぎが打撃を受け、資金調達が難しくなったことで処罰を受けることを恐れて消息を絶つことが多いということです。
海外の資金管理者が消息を絶つ現象は、2013年12月、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長(当時)の粛清直後から目だっていますが、消息筋は、海外で資金管理をしている幹部らのなかには張成沢氏の側近が多いことから、粛清されることを恐れ、消息を絶つ場合も多いと話しています。
こうしたことから、海外各地から平壌に流れ込む北韓の送金ラインが崩れているのではないかとの見方が出ています。

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