猛烈な暑さが続いていることしの夏、熱射病や熱けいれん、熱による失神などの熱中症で治療を受けた人の数は、これまででもっとも多い1949人に上っていることがわかりました。
疾病管理本部によりますと、ことし5月23日から今月19日までの間、熱中症で治療を受けた人は全国で1949人です。
統計を取り始めた2011年以降、もっとも多くなりました。
なかでも、今月7日から13日にかけての1週間は、熱中症で治療を受けた人が550人に上ったということです。
疾病管理本部は、気温が高くなる午前11時から午後2時までの間にはなるべく外出や屋外作業を避け、外出する際は日傘を差したり、帽子をかぶったりして日差しに当たり過ぎないようにするよう注意を呼びかけています。