最近韓国へ亡命した北韓のテ・ヨンホ公使の家族は、イギリスとアメリカの協力を得て、ドイツを経て韓国に入国したことが分かりました。
イギリスのサンデー・エクスプレス紙が21日付けで報じました。
それによりますと、テ・ヨンホ公使は2カ月前にロドン北部のゴルフ場でイギリス情報機関の関係者に初めて接触、亡命の意向を示唆し、2週間後、イギリス外務省はアメリカの情報機関にこうした事実を伝えたということです。
その後、アメリカ政府高官がロンドンを訪れ、韓国へ亡命する意向を確認、テ・ヨンホ公使の家族はイギリス空軍機でドイツのアメリカ空軍基地に移動し、そこで飛行機を乗り換えて、韓国へ入国したということです。
サンデー・エクスプレス紙は、イギリス政府の関係者の話として、「テ・ヨンホテ公使が平壌に帰ることを含めて、本人や家族の将来について心配していた」と伝えました。