韓国では去年、麻薬関連犯罪者が1万2000人近くに上ったことが分かりました。
検察と警察のまとめによりますと、麻薬関連犯罪で逮捕または起訴された人は1万1900人余りで、これまでで最も多くなりました。
麻薬関連犯罪者は毎年一ケタ台の増加となっていましたが、去年は20%近く増えました。
麻薬関連犯罪者が増えているのは、インターネットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などを利用して容易く麻薬を購入できるようになったためとみられています。
その結果、女性や未成年者の麻薬関連犯罪者も増え、女性の場合、去年2200人余りで、前の年に比べて65%も増えました。
一方、これまでは主に中国から麻薬が持ち込まれていましたが、最近は国際郵便などで麻薬を持ち込むケースが増え、日本や東南アジア、メキシコなどからも麻薬が持ち込まれています。