最近、夏休みが終わって授業を開始した全国の中学校・、高等学校で、食中毒とみられる症状を訴える生徒が増えています。
16日から授業を開始した釜山のある高校では、生徒と教師を含むおよそ60人が先週末から下痢と腹痛の症状を見せ、そのうち5人が入院治療を受けています。他にも慶尚北道(キョンサンブクド)奉化郡(ポンファグン)にある中学・高校の生徒およそ100人、ソウル市恩平(ウンピョン)区にある学校5か所の生徒・教師およそ500人が食中毒と見られる症状を訴えており、保健当局が追跡調査を行っています。
全国各地で食中毒とみられる症状を訴える学校が相次いでいることについて、食品医薬品安全処と教育部は、猛暑により食中毒菌の活動が活性化していることが原因だとし、学校の給食調理場と学校に食材を供給する会社に対して衛生管理を強化する方針だとしています。