韓日中3か国による文化相会談が、済州(チェジュ)島で27日から2日間の日程で開かれます。
今回で8回目を迎える会談には、韓国から金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官、日本から松野博一(まつの・ひろかず)文部科学大臣、中国から丁偉(てい・い)文化部副部長が出席します。
会談では、韓日中3か国の文化交流の強化策について話し合われる予定で、こうした内容が盛り込まれた宣言文も採択される見通しです。
また、東アジア文化都市として、韓国の大邱(テグ)市、日本の京都市、中国の長沙市を選定、公式に発表することで、この都市間の文化交流を拡大していくとしています。
一方、2国間の会談も行われる予定で、韓中会談では、2018年の平昌(ピョンチャン)と2022年の北京冬季オリンピックをきっかけとした両国間の文化オリンピックの進め方について、また、韓日会談では、2018年平昌冬季、2020年の東京夏季オリンピックをきっかけとした文化オリンピックの進め方や、博物館の文化財をめぐる協力策などについて議論される予定です。