年金の分割受給者が増えていることが分かりました。
熟年離婚が増えているためとみられます。
国民年金公団が29日に公表したまとめによりますと、年金を分割して受け取っている人は2010年には4632人でしたが、2011年6106人、2012年8280人、2013年9835人、2014年1万1900人、2015年1万4829人と増え続けています。
年金を分割して受け取っている人が増えているのは、熟年離婚が増えているためです。
統計庁のまとめによりますと、 離婚は全体的には減っていますが、熟年離婚は増える傾向が続いていて、結婚後20年以上の夫婦の離婚は2015年に3万2800件で、10年前に比べて1.4倍増えました。
また、結婚後30年以上の夫婦の離婚件数は2015年に1万400件で、10年前に比べて2.2倍に増えました。
夫婦が離婚した場合、年金の分割を申請することができます。