政府は29日、「秋夕(チュソク)民生対策」を発表し、秋夕の連休期間を「旅行週間」に指定して、様々なイベントを実施します。
これは、政府が、生活物価の安定と内需回復への支援を後押しするために実施するものです。
具体的には、秋夕の連休期間中には半額でプロ野球チケットが購入でき、大衆ゴルフ場の利用料も割引となるほか、美術館や景福宮、昌徳宮(チャンドックン)、昌慶宮(チャンギョングン)、徳寿宮(トクスグン)の4大古宮、自然休養林への入場料が無料になります。
さらに、国立公園のキャンプ場の利用料が10~50%の割引、大手レンタカー会社の料金や全国420か所あまりの観光・体験・宿泊施設などの利用料も最大55%の割引となります。
このほかにも、8月31日から9月14日まで、農協と山林組合の特売所で 農畜水産物が最大30%の割引価格で販売されます。
政府は、低所得者層を対象とする勤労・子ども奨励金の予算1兆6000億ウォンなどを前倒しして執行するなど、庶民への金融支援策も打ち出しています。