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社会

ことしの大学進学率 60%台に下降

Write: 2016-08-31 11:00:06Update: 2016-08-31 14:38:20

ことしの大学進学率 60%台に下降

ことし高校を卒業した生徒の大学進学率が、60%台となりました。
教育部と韓国教育開発院が30日に発表した「2016年教育基本統計」の調査結果によりますと、ことし高校を卒業した生徒のうち、国内外の大学に進学した生徒の比率は69.8%だということです。
韓国の大学進学率は、2011年72.5%、2012年71.3%、2013年70.7%、2014年70.9%、2015年70.8%と、調査方法が変わった2011年以来、減少傾向を見せていますが、70%台を下回るのは初めてのことです。
一方、高卒者の就職率は毎年増加しており、2011年の23.3%から2013年には30.2%まで増え、去年は34.3%となっています。
こうした結果について、教育部と韓国教育開発院の関係者は、能力を重視する社会的な雰囲気が造成されたことで、大学に進学する必要がないという認識が広まっており、高校卒業後に就職をした場合でも、希望があれば進学できるよう制度が整っていることが影響したと分析しています。
一方、ことし4月1日現在、全国の幼稚園から高等学校までの園児・生徒の数は、去年より18万4143人減少した663万5784人だったということです。
減少数を学校別生徒数でみると、小学生は、前の年に比べて4万1767人(1.5%)、中学生は12万8461人(8.1%)、高校生は3万5809人(2.0%)、それぞれ減少しています。
学齢人口が減少傾向をみせる中、生徒たちが大学への進学にこだわらない傾向がみられ、大学の中には、閉校に追い込まれる可能性があるという指摘も出ています。

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