アメリカの前の国務省勤務者と北韓の高官がことしに入って、ベルリンやシンガポール、北京で会合したことが分かりました。
アメリカのワシントン・ポスト紙が29日付で報じました。
それによりますと、ことし2月にベルリンで、アメリカ国務省の前勤務者と北韓の今の外相で当時副部長だったリ・ヨンホ氏が非公式に会合し、休戦協定を平和協定へ転換することなどについて意見を交わしたということです。
また、6月に北京で開かれた北東アジア協力対話でも米朝の関係者が別途会合し、対話再開の条件などについて意見を交換したということです。
ワシントン・ポスト紙は、アメリカ国務省は否定しているが、北京でアメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表と北韓外務省のチェ・ソンヒ米州局副局長が会合した可能性もあるとしました。